
K先輩です。今回は、私人逮捕の議論で必ず登場する用語をデコード(解読)します。なぜ一般人に逮捕が許されているのか、その理屈を理解すれば、巷の「自称正義」がいかに危ういかがよく分かるよ。
3大用語:法的な発動条件を知る
① 現行犯(げんこうはん)
犯罪を行っている最中、または終わった直後であることが、誰の目にも明らかな状態を指します。「疑わしい」だけでは不十分です。確実な事実を確認した時だけ、特殊なスキルが解放されるんだ。これを間違えると、あなたが新たな犯罪の加害者になっちゃうよ。
② 私人逮捕(しじんたいほ)
刑事訴訟法により「現行犯人は、誰でも逮捕状なく逮捕できる」と定められています。これが一般人に認められた逮捕の根拠です。ただし、目的は「速やかに警察へ引き渡すこと」に限定されています。自分のコンテンツとして利用する権利はどこにも存在しないんだ。
③ 実力の行使(相当性)
逮捕のために許される力の強さのことです。相手が逃げようとした時、その腕を掴む程度の「必要最小限」の力のみが認められます。殴る、蹴る、過度な拘束。これらは「やりすぎ」と判定され、あなたが暴行罪などで責任を問われる最大の罠だよ。
「自力救済(じりききゅうさい)」の禁止
日本の法律には、自分の権利を自分の力で無理やり取り返すことを禁じる「自力救済の禁止」という大原則があります。これは簡単に言えば、「法律の世界では『やられたらやり返す』が原則として禁止されている」ということなんだ。泥棒から金を取り返すのも、本来は警察の仕事。私人逮捕はこの原則の「唯一にして例外的なエスケープルート」なんだ。だからこそ、その条件は極めて厳しいものになっているんだね。
その他の重要ボキャブラリー
- 監禁罪:正当な理由なく人の行動の自由を奪うこと。重いペナルティが定められているよ。
- 発信者情報開示:匿名の投稿者の身元を特定するため、法に基づき情報の開示を求める手続きのことだよ。
- 肖像権:自分の容姿を勝手に公表されない権利。犯人であっても、この権利が完全に消えるわけではないんだ。
これらの専門用語をインストールしておけば、フェイクニュースや過激な動画に惑わされることはありません。正しい知識は、感情的な暴走を防ぐための最適なパッシブスキルになるんだ。法の言葉を理解して、より高い視座から社会を眺めよう!
- 現行犯以外の逮捕は、一般人には不可能。
- 私人逮捕は警察への「バトン」であり、自己満足のゴールではない。
- 「自力救済の禁止」という大原則が、勝手な裁きを阻んでいる。
正しい定義を持って、創作や発信に活かしていこうね!

